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退職後の健康保険の手続き方法とは

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退職を決めた後、必ずチェックしなくてはいけないのがお金の事、
税金、健康保険、年金のこと、
きちんと把握していますか?
忘れていたじゃすまないこともあります。
とても大切なことです。チェックを忘れずに!!

このページでは「退職後の健康保険について」記載しています。

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退職後の健康保険について

退職後の健康保険について、退職後は以下から選択する必要があります。

  1. 任意継続健康保険
  2. 国民健康保険
  3. ご家族の健康保険(被扶養者)

一つずつ確認しましょう!

任意継続健康保険とは

任意継続健康保険という制度をご存知ですか?
この制度は、会社で加入していた健康保険を退職する人の希望で最長2年間継続することができるというものです。
つまり、退職時、国民健康保険に切り替えるか、任意継続でそのまま続けるかを選択することができるということです。
どちらが有利になるのかというのは諸条件によりますが、任意継続をした方がいいこともありますのできちんと確認することをお勧めします。

※ 注   意 ※
在職中は保険料の半額は会社が負担していましたが、退職後は全額負担になります。単純計算で2倍になります。

 

任意継続保険のメリットとは

任意継続保険にしたときに割安になる可能性があるのは、下記の二つの場合です。

  1. 退職時の給与が高い場合
  2. 扶養者が多い場合

では一つずつ解説していきます。

 

退職時の給与が高い場合は国民健康保険よりも安くなる可能性があるのか?

任意継続保険の保険料は、退職時の給与月額で決まります。

27万円以上の場合、保険料は月額28万円(27から29万円)をとして計算される保険料が算出されます。

この場合の確認手順は以下の通りです。

1、退職時の給与明細で健康保険料の金額を確認する

2、この保険料額を都道府県の保険料表に当てはめる。(※会社の住所を管轄する都道府県)保険料表を確認するのはこちらから都道府県の選択してください。→平成30年度保険料額表
「保険料額表」が出てきたら、「折半額」という欄があります。そこから左の月額を見てください。

39歳以下・65歳以上の方は
【介護保険第2号被保険者に該当しない場合】(青◯の左側)

40歳~64歳の方
【介護保険第2号被保険者に該当する場合】(青◯の右側)

3、この時に同じ行の月額の欄にある金額が「標準月額報酬」です。
この金額が27万円を以上の場合、この同じ表の月額欄の「28万円」と同じ行にある、「全額」という欄にあるものが任意継続保険で支払う金額になります。

 

国民健康保険は基本的には前年の収入から保険料が計算されるため、給与が高い方は国民健康保険を選択したほうが高くなります。
給与が高かった人ほど、任意継続保険の方が安くなる可能性があるのです。

 

扶養者が多いと国民健康保険よりも安くなる可能性があるのか?

そもそも、国民健康保険には扶養者という考え方がありません。世帯ごとの加入人数で保険料が変わります。
つまり、人数が多ければ保険料が高くなるということです。
しかし、任意継続保険の場合、扶養家族の要件を満たせば、保険料の変更がありません。
扶養者が多ければ多いほど、安くなる可能性があるということです。

 

任意継続保険のデメリットとは

任意継続保険のデメリットもあります。

 

国民健康保険の方が安いこともある

任意継続保険は2年間同じ保険料が続きます。

ですが、国民健康保険料は、前年度の所得を元に計算されます。退職後1年目の収入が少ない場合、その翌年の保険料はその収入が反映されますので、任意継続保険より安くなる可能性があるのです。
2年間トータルで支払う額から選択をしないまま選択をすると安くしたつもりが、かえって高くなるという可能性もありますので注意してください。

 

条件と滞納に関して厳しい

任意継続保険には要件が決められています。

  • 退職時に任意継続をする保険の加入歴が2ヶ月以上あること
  • 退職日の翌日から20日以内に手続が必要であること
  • 最長2年間と限られていること

また、保険料の滞納にきびしく、即資格喪失となります。

 

変更ができない

一度任意継続を選択すると変更ができません。

国民健康保険に変えたい、家族の扶養に入りたい、ということがあっても変更することはできません。

 

任意継続保険の手続き

この手続きは退職の翌日から20日以内にする必要がありますので、退職を決めた時点で任意継続の場合の保険料、国民健康保険料などを確認するようにしてください。

こうした相談は、直接保険運営者や市区町村に行うことができます。また、基本的に相談した事実が会社に知られることはありません。

 

まとめ

任意継続保険と国民健康保険、どちらがより得であるかは人それぞれですが、制度を知ることでうまく活用することができます。

早めに準備をすることで、いざという時の心配も減ります。新しいステージでの準備に備えましょう。

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